笹渕 賢吾さん

笹渕さん
笹渕さん

笹渕さんは玉名郡和水町で町会議員をされながら、有機農業をご夫婦で実践されています。

今でこそ”道の駅”や”産直”といった言葉が日常的になってきましたが、そのずっと前から笹渕さんは農薬や化成肥料の問題点を学び、農産物の安全性と、農地や水を汚さない循環型の農業を訴えて、自ら実践して来ました。

その取り組みの一つとして、笹渕さんは南関町のスーパーと提携して、主に魚のアラなどを木くずと混ぜて熟成させる、生ゴミ発酵堆肥を作っています。この肥料はサイダーのような爽やかで甘い香りがするもので、野菜の味が良くなると地域の農家からも好評です。

生ゴミ発酵堆肥製造機
生ゴミ発酵堆肥製造機

笹渕さんは、その肥料を使いながら農薬を使わずに米を栽培し、また、なるべく農薬を減らしながら、これまでトマトやイチゴ、インゲンなどを栽培して来ました。

なるべく農薬を減らしながらイチゴ栽培
なるべく農薬を使わずにイチゴ栽培

 

議員の仕事も忙しい中、ご夫婦ともに同じ志しで、支え合いながらこだわりの農業を続けています。